京都工芸繊維大学 応用化学課程

分子化学デザインコース

ようこそ

 応用化学課程 分子化学デザインコースでは、有機合成や有機材料合成をベースにして有機材料、有機工業材料の分子設計法を理解し、有機合成化学、高分子科学、有機材料化学における幅広い基礎学力(総合力)を修得するための教育研究を展開します。

教育

 昨今大学に対しても、時代に即応した教育が求められています。しかし、教育の根源は学問であり、これは時代とともに進化すると同時に不変な一面も持っています。分子化学分野の学問は、ここ四半世紀の間に大きく発展してきています。本コースでは、分子化学という学問のもつ幅広さ、奥深さを、2年次後期から開講される課程専門科目を通じて学ぶとともに、4年間の学部教育を通じて今後社会において役立つ基礎力を養います。詳細は「カリキュラムの特色」および「カリキュラム」を参照してください。
 さらに、他の3コース(高分子材料デザイン、材料化学デザイン、機能物質デザイン)と連携を取りながら、コース横断的な教育にも力を入れています。

研究

 有機分子材料のもつ多様性を基軸に、本コースでは以下の研究を展開しています。

  1. 有機合成を基盤にして特定の分子を検出(認識)する蛍光発光センサーの開発研究
  2. フッ素系機能分子の創製:特有の機能を有するフッ素含有有用物質の新規創出とその応用研究
  3. 反応性高分子の科学と有機・無機の複合化(ハイブリッド化)の研究
  4. 精密重合に基づく高次機能性材料ならびに新規ブラシ状π共役ポリマーの創製
  5. 元素ブロック開発による革新的高分子材料ならびに典型元素化学を基盤とした超分子・高分子の創出
  6. 固体発光や長寿命発光を基軸とする機能性有機発光材料の創製とその応用
  7. 生体応用を指向する近赤外発光ポルフィリンガラスの創製
  8. 有機化学的手法を用いた生体類似機能分子の開発とその応用
  9. 新規重合反応の開拓および各種分子間相互作用の分離化学への利用
  10. 界面で機能する界面材料の開発とその界面挙動の解明
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